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【やわらか栗ご飯】秋が旬の食材の栄養素を効果的に摂る!

栗ご飯


秋と言えば「食欲の秋」。収穫の季節でもあるこの時期は、美味しくて栄養豊富な旬の食材が目白押しです。

多くの人が食欲がわく、または食事が特に美味しく感じられる季節です。

その理由には、冬に備えて栄養を積極的に摂取しようという動物的本能も関わっているとされています。

秋に旬を迎えるきのこ類や旬のお魚を使った料理はもちろん、焼き芋やきのこ狩りといった季節限定のイベントも楽しむことができます。

今回は、食欲が増す秋におすすめの食材とその調理方法を詳しくご紹介します。さらに、新商品の「栗ご飯」も特集して、その魅力をお届けします。

秋の食材の栄養素について

秋の食材

旬の食材は、その季節に最も適した気候と土壌で育った食物であり、その結果として栄養価も高いとされています。また、新鮮で価格も手頃なので、体に良いだけでなく、お財布にも優しいです。

また、秋の食材は、夏の暑さで疲れた体を回復し、体調を整えてくれる効果があります。

ビタミン、ミネラル、食物繊維など、多くの栄養素が含まれており、これから訪れる冬に備えて免疫力を高める作用も期待できます。

ビタミンは、栄養素の代謝を助けるとともに、神経系の働きを正常に保つ効果があり、疲労回復を促します。特に秋が旬の果物「柿」にはレモンの5倍のビタミンCが含まれていると言われています。

特に鮭や秋刀魚などの魚介類に多く含まれるミネラルは、神経や筋肉機能を正常に保つ作用があります。

自立神経が乱れやすい寒暖差や季節の変わり目には、ストレスを軽減する効果があるミネラルをしっかり摂ることが大切です。

さつまいもやしめじなどに多く含まれる食物繊維は、腸内環境を改善するだけではなく、血糖値やコレステロール値の上昇を抑えることで、糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも効果が期待できます。

秋に旬を迎える食材~栄養素と調理のポイント~

前項でご紹介したように、秋の食材にはその時期に体が必要とする栄養素がたっぷり含まれています。

ここでは秋に旬を迎える食材からよく摂れる栄養素と調理の際のポイントをご紹介します。「秋の味覚」から豊富な栄養素を効率的良く摂取するために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

栄養満点の小さな実 【栗】

栗

栗はただの美味しい食材ではありません。ビタミンC、カリウム、食物繊維といった健康に良い栄養素が豊富に含まれており、スーパーフードとしても高く評価されています。

免疫力向上や風邪予防にも効果的なビタミンCは、りんごの約8倍と非常に多く含まれていることがお分かりいただけると思います。また、カリウムには血圧の上昇を予防するはたらきがあると言われています。

★調理のポイント

ビタミンCは加熱によって壊れやすいですが、栗に含まれるビタミンCはでんぷん質に守られているので、加熱調理をしても壊れにくいのがポイントです。

また、茹でる前に半日~1日ほど水につけておくと、茹でた後に皮が剥きやすくなります。

緑黄色野菜の代表格 【かぼちゃ】

かぼちゃ

かぼちゃはカリウム、カロテン、ビタミンCを豊富に含んでいます。

カリウムは体内の水分を調節し、高血圧を抑制してくれる栄養素です。また、ナトリウム(塩分)を排出する作用があるので、塩分の摂りすぎを調整する役割があります。

★調理のポイント

カロテンは脂質と一緒に摂ると吸収されやすくなるので、炒め物やドレッシングに油を使うサラダなどのメニューがおすすめです。

ビタミンCは卵や乳製品に非ヘム鉄の吸収を促すはたらきがあるので、大豆製品やほうれん草など、非ヘム鉄を多く含む食材と組み合わせると、効率良く鉄分を摂ることができます。

健康に欠かせない良質な脂がカギ!【秋刀魚】

秋刀魚

季節によって脂質含量が異なり、秋が特に脂がのっていて美味しいと言われる秋刀魚。

中でも豊富に含まれているDHAやEPAは、血液をサラサラにしたり、高血圧・動脈硬化・脳卒中など様々な生活習慣病予防への効果が期待されている栄養素です。

★調理のポイント

DHAやEPAは、主に魚の脂に含まれており、特に秋が旬の秋刀魚から多く摂ることができます。

DHAやEPAは調理時に流出しやすいので、お刺身やお寿司で食べるか、煮物やスープを汁ごと食べるのがおすすめです。

骨や歯を健やかに保つ 【舞茸】

舞茸

秋が旬の舞茸には、カルシウムの吸収を促進し、骨の健康を守るうえで欠かせないビタミンDや、摂取が難しいと言われているβ(ベータ)グルカンという水溶性食物繊維の一種が含まれています。

舞茸に含まれる水溶性食物繊維は、血糖値の上昇を抑制し、コレステロールの排出を促すはたらきがあると言われています。

糖質の消化や吸収を緩やかにしてくれるので、血糖値が気になる方にはおすすめの食材です。

★調理のポイント

生の状態だとおなかを壊すことがありますので、必ず加熱する必要があります。

また、舞茸に限らずきのこ類は、水で洗うと風味や食感が損なわれてしまいます。汚れが気になる場合はキッチンペーパーでふき取る程度で十分です。

また、舞茸に多く含まれるビタミンDは脂溶性ビタミンと言われ、脂質と一緒に摂ることで吸収率が高まるので、炒め物や天ぷらなど、油と一緒に調理するのがおすすめです

【新商品】栗ご飯のご紹介

前項でも触れた通り、秋の味覚の代表格である「栗」。

ここではそふまるから新登場する、秋の食卓にぴったりな栗ご飯をご紹介します。

栗ご飯2

お米は程良い粘りと甘味のバランスが良い、北海道産「ななつぼし」を使用しており、ふっくらとした軟飯に仕上げています。

独自技術で「栗」をやわらかく加工。歯ぐきでつぶせるやわらかさなので、噛む力が低下してきた方でも安心して、美味しくお召し上がりいただけます。

栗はティースプーンに乗る程度の食べやすいサイズ感で、見た目にも満足感のある大きさと食べ応えが特徴です。ほんのり甘めの味付けに、ホクホクしっとりした食感が楽しめます。

冷凍ですので、いつでも食べたい時に、電子レンジで温めるだけで簡単にお召し上がりいただけます。(500W/3分)

商品名:やわらか栗ご飯
販売期間:9月4日~12月26日
価格:432円(税込)


やわらか栗ご飯

やわらか栗ご飯

「歯ぐきでつぶせる」

秋の味覚「栗」を使用した「やわらか栗ご飯」を期間限定で発売しました。
高齢者や要介護者の方におすすめの、食べやすさを追求した商品です。

やわらか栗ご飯のご購入はこちら販売終了しました

今回は秋に旬を迎える食材の栄養素や調理のポイントをご紹介しました。

今が旬だからこそ、美味しく栄養満点な秋の食材を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

そふまるから新発売の栗ご飯も合わせて、ぜひ「食欲の秋」をお楽しみください。

 



監修者
丸亀 真依(Marugame Mai) 管理栄養士
大学卒業後、管理栄養士として名阪食品株式会社へ入社、特別養護老人ホームの厨房にて、調理業務・衛生管理業務の経験を積む。
その後、保育園・高齢者施設・障がい者福祉施設を担当し 献立作成・衛生指導・食育活動に従事しました。
現在はそふまる工房にて、お客様に安心して美味しく食べていただける介護食をお届けするために、日々研究開発を行っております。